リウエルト オールソール
昨日はお休みだったので Ânonの内装を手がけてくれた小樽のuguisさんにおじゃましてきました。
突然uguisさんのハンバーガー(美味しすぎる!)が食べたくなったのとお店に新しく設置したい物の相談も兼ねて
ハンバーガーに見えないかも知れませんがハンバーガーです。挟んである場合もあるんですが、食べるのが大変なので今回は別々でした。
なんだかんだとお話してるうちに閉店時間も大幅に過ぎて申し訳なかったのですが、また色々アイデアが膨らんで楽しみが増えました!
9月の大物のひとつ!ウエルト交換からのオールソールです。
底を剥がすとブナ材のシャンクが両方ともバッキバキに折れてました。。
コルクを取ると中底(ボンテックス)にも穴が開いてました。
最初見たときから分かってたのですがウエルトが外れてました、出し縫いと掬い縫いが同じ場所で縫われるとこのようになることがあります。
ということで掬い縫い開始!
リブも補強して元の穴を追ってウエルトをサクサク縫っていきます。中底が薄い紙なので鉄のシャンクをチョイスしました。
片方終わりました。中底の穴には裏から同じボンテックスで、足に面する所には薄い革を貼って補強していきます。
コルクを詰めて革のアウトソールを貼ったところです。
ヒドゥンチャネルで出し縫いをしました、シャンクの上に革のパーツを作成しウエスト部分を漉いて立体感を出しました。
またいつものいきなり完成写真です。。どうも一気に作業を進めると撮り忘れちゃいます。
このようにグッドイヤーウエルト製法の靴はアッパーが生きている限りはどうにか修理は出来ます。今回はバッチリ生まれ変わりました!!
費用も通常のオールソールよりだいぶ高くつきますが、捨ててしまう前に一度お見せいただければ修理費用の見積もりも出来ますのでよろしくお願いします。
オールソール(レザー)10,500円〜
リウエルト シングル 10.500円〜 ダブル 12,600円〜
ヒドゥンチャネル仕上げ 2,100円
半カラス仕上げ 2,100円