2月はあっという間に

こんにちは、あと一週間で2月も終わりなんですね、早!札幌は雪解けが進んで朝夕は溶けた雪が凍って歩道がテカテカで滑って怖いですよね。

修理屋が転んだら笑われるぞ!と師匠である前の職場の社長に言われたので意地でも転ばないよう心掛けてるのですが何回か危ない感じになってます。。

そのせいか先週くらいからまた冬の滑り止めのオーダーが増えてきました。風邪と一緒で油断したときが一番危ないですもね。

ビームスの靴をオリジナルと同じレザーソールでオールソールしました。この靴は何とハンドソーンで作られていました。

通常のグッドイヤー製法では中底にリブという布のテープを巻いて機械で掬い縫いをするのですが、この靴は革の中底に切り込みを入れてハンドステッチで縫いつけてあります。

中底はビスポーク等で使う中底ほど厚くはなく中底の処理の仕方も違うのですがハンドソーンはやはり手間が掛かるので既製靴では貴重だと思います。

今回はオリジナル通りヒドゥンチャネル仕上げ、半カラス仕上げで仕上げました。冬の間はあまりない修理でしたので気合いがはいりました!

レザーオールソール 10.500円

ヒドゥンチャネル仕上 2,100円

半カラス仕上げ 2,100円

革積み上げダヴヒール 3,150円

こちらのショートブーツはクラックレザーという薬品で銀面をひび割れた感じに仕上げた革なんですが履き込むとどうしても鱗状に剥離してこのようになってしまします。

今回はシューケアで対応しました。比べていただけるとわかりますが目立たなくなります。クラックレザーは通常の革より乾燥しやすいのでシューケアをする事によってしなやかになりました。

シューケア(ショートブーツ)1,260円

レザーソールが薄くなっていたので厚みのあるダイナイトロジャーのハーフソールを貼りリフトを交換しました。

減った=オールソールだけではなくこのようにベースを生かした修理方法もあります。予算や用途で色々選択できますのでご相談下さい。

ダイナイトロジャー ハーフソール 3,675円

ダイナイトロジャー リフト 3,675円

天然クレープ底が劣化し硬化し割れて剥がれてしまったので今回は合成クレープでオールソールしました。

ミッドソールをマッケイ縫いしアウトソールを貼り合わせています。合成クレープは温度で変化しにくく劣化もしない利点があります。

今回はおしぶち交換、積み上げヒール交換込みで12,600円になりました。

ジャランスリワヤのウイングチップを冬用の滑り止めとお友達の結婚式に履いていくとの事でシューケアとポリッシュのオーダーをいただきました。

結婚式とのことでやり過ぎず上品に仕上げました。ジャランスリワヤの靴はフランスのデュプイ社製のカーフを使用している事で有名です。

作りもしっかりしていてイギリス靴の5万円台の靴と同等のクオリティーがあるのでコストパフォーマンスの高い靴だと思います。

紳士冬用ハーフソール 2,100円

紳士冬用リフト 2,100円

シューケア+ポリッシュ 1,260円

こちらはいつもお世話になっている鞄工房日下公司さんのチロリアンシューズのリフトを交換しました。

この靴は今は無き東京の吉祥寺にあった小島靴店が作った靴です。とてもしっかりした作りで20年以上経っているとは思えないです。

今でも大切に履かれている方が多いのも納得です。このような靴を修理出来るのはこの仕事に就いて良かったなぁと思える瞬間です。

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This entry was posted on 月曜日, 2月 21st, 2011 at 13:13 and is filed under 未分類. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.




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