デザートブーツのオールソール
こんにちは。札幌は大雨の後すっかり秋の空になってしまいましたね、ホント北海道の夏は一瞬ですね。秋は秋で良いんだけどやっぱ夏が好きです。夏はもう少しなので残暑上等です!
遠く岐阜県からオーダーいただいたクラークスのデザートブーツをオールソールしました。
今回は中底(デザートブーツは不織布のような中底です)に亀裂と穴が空きそうになっていてオールソールに耐えられない状態でしたので
思い切って中底を革で作り直してからのオールソールです。アッパー以外の底を全て作り直す作業をしました。
出し縫いもステッチダウンという製法でアッパーを外に張り出した所を縫うのでミシンではなくハンドで元の穴を完璧に追って縫いました。
レザーミッドソールに15mmのクレープソールという見た目も耐久性もオリジナルを完全に越える迫力ある仕上がりになりました。パッと見もクラークスには見えないですよね?
ここまでやると修理代金も結構かかってしまいますが、こういう事も出来ます!
Gaziano&Girling3足にトライアンフ#150を取り付けました。Gaziano&Girlingの靴は非常に丁寧に仕上げています、特にソールの仕上げは美しいですね。
青森県からオーダーいただきましたレペットにバレリーナハーフソールを貼りました。レペットは底が薄いので新品時にハーフソールを貼るのをオススメしています。
バレリーナハーフソールは薄く柔らかい為レペット特有の履き心地を損ねませんので特にオススメですよ!
ARTS&SCIENCEにもバレリーナハーフソールを貼りました。
プラダのパンプスにもバレリーナハーフソールを貼りました。
通常のハーフソールは2mm程あるので底の薄い婦人靴に貼るとどうしてもごつく仕上がってしまいます。このような靴にもオススメです!
バレリーナハーフソール 2,625円